こんにちは、あやです。
今回この旅初めての寝台列車に乗って、
トルコ・イスタンブールから隣の国ブルガリアの首都ソフィアへ行きました。
今まで東南アジアやインドの寝台列車には乗ってきましたが、
アジアのレベルを想像していたら大間違い!
結論から言うと、とっても快適!
この記録では、そんなイスタンブールからソフィアまでの夜行列車をご紹介します!
この記録はこんな人におすすめ!
- トルコからブルガリアへの移動手段を迷っている人
- あやさんの世界一周の様子が気になる人
イスタンブールでの乗車券の購入方法@シルケジ駅
ユーレイルのHPによると、イスタンブールからソフィアまでの列車はネット予約不可。
乗車券を購入するために向かったのは、イスタンブール旧市街のシルケジ駅。
シルケジ駅はイスタンブール旧市街の大きな駅。
かつては、パリからイスタンブールを結ぶオリエント急行の終着駅だったそう。
その当時の様子がわかる鉄道博物館も併設されていました。
さて、その鉄道博物館の目の前にあるのが、国際線のチケット窓口。
窓口の受付時間は、10:00〜12:30/13:30〜19:00でした。
こちらの窓口のスタッフに購入の旨を伝えます。
I’d like to buy a train ticket to Sofia.
上記の文字を見せれば購入できます。
座席タイプは2種類。
ダブルルームか4人部屋でした。
値段はそれぞれ以下の通り。(2024年6月当時)
ダブルルームは1人あたり41.4ユーロ
ダブルルームを1人で使う場合は74ユーロ
4人部屋は1人あたり36.4ユーロ
2人旅の場合はダブルルームの方がお得かつ快適です。
支払い方法はカードか現金
デビットカードは不可とのことでした。
購入時にはパスポートと電話番号を伝えました。
チケット発券後、出発駅を確認。
購入したシルケジ駅ではなく、ハルカリ駅から出発です。
シルケジ駅からは約1時間で乗り換えなしで行けます。
ちなみに、私は5日前に購入しました。
夏場は人気路線らしいので、早めに購入した方が無難です。
出発駅ハルカリ駅までの行き方
シルケジ駅からハルカリ駅は約1時間の道のり。
シルケジ駅から乗車する場合、B1路線へ。
駅の改札を通ってからホームまで8分ほど歩きます。
重い荷物を持っていると結構大変でした。
二つのホームの分かれ道(上りか下りか)では、
ハルカリ駅は最終到着駅なので大きくハルカリ駅行きと書かれているホームへ。
シルケジ駅は始発駅ではないので、時間帯によってはたくさん人がいます。
約45分間の乗車中なかなか座れませんでした。
途中駅でなんとか座り揺られること数分。
目的地のハルカリ駅到着です。
ハルカリ駅の様子と乗車まで
乗車当日、早めに行って何かをハルカリ駅で食べてから乗車しようと考えた私たち。
ハルカリ駅には1時間半前に到着。
よし、何か食べようと改札の外に出たものの、まさかの何もないことに絶句。
急いで近くのお店をGoogleマップで探すことにしました。
歩いて15分くらいの場所にスーパーがあることがわかり、スーパーへ行きました。
とりあえずパンと水とお菓子を買い、今晩は凌ぐことに。
乗車当日は市内の方でご飯を食べてから、ハルカリ駅に行くのが良さそうです。
ちなみに、ハルカリ駅の駅員さんに聞いたら、大体30分前に駅にいれば良いとのこと。
出発時間まではこの待合室へ。
出発20分前くらいから構内アナウンスが流れ改札へ。
順番に手荷物チェックがあります。
手荷物チェック後、チケット確認がありまた別の待合室へ。
そして、ようやく乗車です。
いざ、乗車。寝台列車の様子と出発まで
車体にはイスタンブールとソフィアの文字があります。
早速中へ入ります。
ダブルルームを予約した私たち。
座席に案内されてびっくり!
めっちゃ綺麗!
洗面台と冷蔵庫も完備されています。
今まで利用した寝台列車の中で一番です!
冷蔵庫の飲み物やお菓子も全てフリーでした。
8:00 p.m.
ほぼ定刻どおり出発。
特に警笛なども鳴らさず、ぬるっと出発しました。
夜8時なのにこの明るさ。
のどかな車窓風景が続きます。
この車窓がとても素敵でノスタルジック。
所々、トルコのビル群も通りました。
国境越え(トルコとブルガリア)
出発して7時間後。
ついにトルコ国境のパスポートコントロールへ到着。
時刻は3:00 a.m.
まだ真っ暗な中、反対ホームにあるトルコのパスポートコントロールの建物へ並びます。
乗客しかいないので10分程度で出国完了。
パスポートにスタンプを押してもらい車内へ戻ります。
そして、再び走り出します。
4:00 a.m.
ブルガリア国境のパスポートコントロールへ到着。
ここでは降りずに、まずスタッフが部屋ごとに回りながら質問してきました。
そして、パスポートを回収されました。
約30分後、パスポートにスタンプが押された状態で無事手元に。
降りずに待っていれば良いので、めっちゃ楽です。
国境を通り終えたらブルガリアの車窓風景が続きます。
ソフィア駅の様子
12:30 p.m.
ブルガリアの首都・ソフィアへ到着。
定刻が11:00だったので気持ち遅れて到着しました。
でも全然許容範囲です(笑)
過去にはミャンマーの寝台列車で8時間遅れとかもあったのでノープロブレム。
さて、ソフィア駅は意外と人が少なくターミナル駅感のない印象。
隣にはバスターミナルが併設されており、そちらの方が人がいました。
まとめ
トルコ・イスタンブールからブルガリア・ソフィアまでの夜行列車旅、いかがでしたか。
思っていたよりとっても快適でのんびりと過ごせた16時間。
ぜひトルコやブルガリアへ行かれた際は体験してみてください!